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年金2008年問題―市場を歪める巨大資金 |玉木 伸介


年金2008年問題―市場を歪める巨大資金
玉木 伸介
日本経済新聞社 刊
発売日 2004-08




公的年金の積立金と運用を論じる。海外事例が豊富で興味深い。 2005-01-08
 公的年金の資金は約150兆あるが、2008年になると財投での運用がなくなり、財投債と市場運用になる。本書は2008年を見据えて公的年金が積立金を持つ意義および公的年金の運用について海外との比較を行いながら論じたものである。米国・カナダ・アイルランドの考え方がわかる。例えば米国ではグリーンスパンの反対があって公的年金での株式運用は行われていない。
 日本では平成16年の法改正によって公的年金の財政の考え方が永久均衡方式から有限均衡方式に変更されたため公的年金の運用資産が将来は大幅に減るのだが、この点に触れていない点が惜しい。


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